オタクとしての自分の立ち位置

私は一般人から見たら確実にオタクの部類に入るのだけれど、オタクの内側から見れば、私のオタク度というのはなんか全てに置いて中途半端な感じがする。うーん。ホモっぽい視点はすきだけど、やおいボーイズラブやJUNEに対してはあまり関心が無い。というかそれらの作品に萌えを感じることがあまりない。なので人からオタク的な立ち位置に関する質問を受けても明確に答えられないことが多い。
私も一般のオタクらしくJOJOが大好きで、特に作品全体に漂うムンムンとした男臭さとエロチックさが大好きなんだけれど、いざコミケに行ってもジョジョの同人誌はほとんど買わない。買うとしてもギャグ系のものがほとんどだ。これもやおいが嫌という訳ではなく、単純にジョジョやおいに萌えを感じないからだろう。
ボーイズラブもほとんど読まない。これは中学生頃に根付いた偏見のせいもあるのだが、2,3年前に偏見は良くない!きっとボーイズ物にも面白いものはあるはずだ!と思い直し少しづつ目を通すようにした、が、面白い(萌えを感じる)と思える作品には最近まで出会えなかった。かろうじて読んでいたのは今市子くらいだが、あれは「ボーイズ系作家」というより「ボーイズも描く作家」という分類じゃなかろうか。そんなわけで生粋(?)のボーイズ系作家では草間さかえしか読んでいない。草間作品との出会いはある意味衝撃だった。
実は草間さかえ(作品)に会う前にさかもと麻乃という同人作家の作品に出会ったのが改めてボーイズものを読もう。と決意したきっかけだった。やおい系の同人作家はボーイズ系のそれとほぼかぶる。だから面白いボーイズ作家を捜すために積極的にやおい系同人に目を通していたのだが、なかなか理想の王子様(同人作品)には出会えなかった。同人で「いいかも」と思ってもいざ商業に移るとそんなに面白くなかったりするからだ。(つづく?)