電波男

あー、長かった。もう夜が明けそうなんですが。これから準備して24耐コミケに向かう訳なので徹夜なんですがそんなハンパオタク女のなげやり感想。

読み物としては面白かったんですが、女性全てを「ルックスと金重視のバカ女」って妄想で一括りにされてもなぁ。私も女でオタクなので納得いたしかねる。あとデブ→ダイエット成功→リバウンドデブを体験した身としては外見で態度変えて差別するのは男も同じだぞ。お前それが同一人物に対する態度なのかとびっくり仰天するくらいの扱いの差を体験した事があるし。

電波男に限らずなんだけど、この手の非モテが言い訳に使う「ルックス金重視のバカ女」って妄想と自意識とコンプレクスで作り上げた仮想敵なんじゃないのかね。(DQNイケメンもそうだな)二次元マンセーするのは結構ですがなんで三次元女を貶めるのだろうと不思議だったんだけど「ブランド品買い漁るバカ女」って「エロ同人誌30万円買うオタ男」や「等身大フィギュアを買うオタ男」のルサンチマンの投影じゃないかと。「俺の欲望を承認しろ!」と。あ、「それらのオタ男が実在するのかヨ!」「それこそお前の妄想なんじゃねェの!」って質問が今脳内で聞こえたけど、oya03はオタショップでバイトしていた経験があるので実話です。と付け加えておこう。私がバイトしてた時はラブひなのエロ同人全盛の頃で同人誌に10万単位でつぎ込む人は結構いた。

まあ「恋愛資本主義」から脱却して二次元マンセーになって萌えグッズにお金をつぎ込んでも、それらのお金も結局は企業の利益として従業員に給料やボーナスとして還元されるので元オタショップバイト、現オタ系企業勤めとしては結局どっちに転んでもらってもいいんです。本当は。

追記:上記のブランド品云々ってのは根本的な消費の構造について似たようなモノだっつう意味です。それに対して萌えは「ほんだシステム」だから、愛と知性があるから違うモン!って言う人もいますがそれについても追々書くつもりではあります。一番気がかりだった女性オタや腐女子について聞いてきた本田透氏へのインタビューが4月1日(エイプリルフールか)にエキサイトブックスに掲載されるらしいからそれ読んでうだうだ考えてからかな。あ、二次元萌えの人にケンカ売ったり見下したいってワケじゃないですよ念のため。(かといって理解者ぶって擦り寄りたいわけでもないので)「俺のが悲惨!」「私のが悲惨!」ってだめっ子競争に拍車をかける過剰な被害者意識はきりがなくなるのでカンベンじゃ。