冬コミ3日目の後にに友人と話していたこと。

「今日東館に行ったけど男性のオタクは礼儀正しい人とダメな人との差が極端だと思った。」
「どんな風に?」
「礼儀正しい人はぶつかったりすれ違ったりするときにきちんと謝ったり気を使ってくれたりするけれど、ダメな人は一言も謝らないし荷物がぶつかろうがカートがぶつかろうが他人を跳ね飛ばそうが見向きもしなかったりする。あの差はどこから来るの?」
「男性は欲望の表現の仕方が買う方も売るほうもストレートだからなー。猫まっしぐらじゃないけど本を買うのに夢中でその他の事柄に目が行っていないんじゃないだろうか。お目当てのサークルを次から次へ移動、途中にあるものは全て障害物なので迷惑かけても気がつかないと。」
「でもそのダメと良いの差がすごい。極端、中間が無い。混んでる所であきらかにひじで背中押してくる奴とかいるし。超痛い。」
「ダメな人は悪意があってそういう態度を取っているんじゃなくて他人に関心が無い、視界に入っていないからそういうことするんじゃないのかな。だからぶつかっても気がつかないし気づいていてもフォローしない。礼儀正しい人は買うのに夢中でも人とぶつかったり荷物持ってすれ違うときはちゃんと他人に気を使う。」
「ダメな人って普段どういう生活をしているんだろう。やはり普段から他人には無関心なのかな。」
「男性オタクから見た女性オタクのマナー等ってどうなのかな。」
「こういうのって男女差関係なくない?ダメな人はどこにでもいるよね。1日目の東館でジャンル的に若い参加者が多いところでは座り込むしうるさいしベンチに物置いて無駄に幅取るしマナー悪いのが多くてひどかった。」
「いやいや、私が見かけて迷惑を蒙ったダメな人は2日目の30代後半とみられるJUNE系参加者だった。しかも似た雰囲気の人とつるんでた。」
「具体的に何されたの。」
「ベンチに物置いて場所とってるから『すいません、座りたいので荷物どけてもらえませんか。』つったらすんげーいやーな顔して超しぶしぶという態度で荷物をどけていた。その後お仲間が二人くらい来て今日の戦果を嬉々として報告しあってた。甲高い声でハイテンションで。荷物はやっぱりベンチの上に置いていた。」
「若いのはともかく30代でそれってつらいわー。」
「なんか年取るとダメな人とそうでない人の差が極端になるよ。」
「それは男女問わず?」
「男女問わない。オタ系ショップで仕事してると電話口で買った同人誌に傷がついていたと絶叫し、俺がこの商品を買うのに使った時間を返せ、この同人誌はもう店頭で手に入らないから俺がこれからヤフオクでこの同人誌を落札するお金を賠償金としてお前らが支払えと叫ぶ30代男性もいれば、誤植を指摘するのに便箋に赤ボールペンで『何間違えてんのバカじゃね?』や『よくみろよバーカ』とでかでかと書き捨ててくる30代主婦3人の子持ちもいるし。」*1
「マジでかー。」
「マジ。普通の客のが多いけどね。」
「そりゃそうだわー、そんなんばっかだったら救いが無いわー。」
「どうも態度やマナーがダメ系の人はオタク以外の人と付き合いが無かったんじゃなかろうか。その手の言動に対して注意する人が誰もいない環境で過してきてしまったため、自分の態度が悪意は無くても人を不愉快にさせているという事に気がついていないのではないのか。」
「やっぱオタク以外の人と付き合いが無いのはダメなのかねー。」
「いや、これって友人知人の数や種類の多さ少なさ長さというより、やはり『その行動は他人を不愉快にさせる可能性があるよ。』的な指摘をしてくれる人がいなかったってことが大きいんじゃないか。」
「友人知人の質?」
「質って言うか似たような価値観、似たような考え方ばかりする人としか付き合わなかったというか。」
「それオタクだけに限らなくね?その業界から一歩離れると通用しない常識をさもそれが世の中全ての常識のように語ったり態度に出してドン引きされる人って結構いるし。」
「でもそういう人たちって特にオタクに多いような気がするんだ。」
「それはうちらがオタクだから目に付いてるだけだと思うよ。」

雑談の抜粋なので話が飛んだりまとまらないのはご愛嬌。

*1:クレームはクレームとしてきちんと対応するがクレームの出し方がアレな人がいるよねというお話です。